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 前回第一戦に続き、今回もNRプロジェクトの裏方として7/13・14とエビスサーキット東コースで開催された【エビスLOVE & PEACEレース】第二戦へ行ってきました。
 今回珍しく朝一でコース上を散策し、改めて高低差が凄いサーキットだと言う事を再認識しました。
 二日間通して殆ど写真撮影しなかったんですが・・・

 コースの中で一番低い位置にあるヘアピンコーナーの写真です。
 通称【すり鉢】とも呼ばれているだけあって、写真で見るよりもカントが付いていて、手前の下り勾配のストレートからすり鉢状のヘアピンコーナーを抜け、次のヘアピンコーナーへ繋がる短い登り勾配のストレートと他のサーキットではなかなか味わえないスリリングなスポットです。

 肝心のレースですが、当店が担当している車両はLP250クラスと言う主に250㏄が中心のクラスで、開幕2連勝が掛かった#15大根田選手、同じく連続表彰台が掛かった#20青山選手がNRプロジェクトからのエントリーとなり、主に大根田選手の車両を中心に担当しています。

 今回は50分のミニ耐久形式と言う形となり、最低1回のピットインが義務付けられている為、通常のスプリントレースと違い戦略も順位に大きく反映されるレースとなります。
 しかも、午前中は時折太陽が顔を出したりしていたんですが、小雨がぱらついたりやんだりでタイヤ選択に悩んでしまう天候です。
 更に予報ではレース中盤から後半に掛けて雨が弱まる予報なので、後半には走行ライン上は乾く可能性もあり、余計タイヤ選択に悩まされます。
 しかし、エビスサーキットの場合はある程度のウエット路面でもドライタイヤで行けてしまうと言うコース、エビスマイスターとも言える茂垣選手からの助言もあり、大根田選手はドライタイヤを選択、ウエットのドライタイヤでの走行に自信のない青山選手はレインタイヤを選択し決勝に挑みました。

 決勝レース直前に少し雨脚が強まり、大根田選手にはだいぶ不利な状況になってきたんですが、何とかホールショットをゲットし順調・・・ともいかず、すぐに後続の数台に抜かれ、我慢の展開となりました。
 しかし、大きく離されることも無く、レインタイヤ勢からも大きく離されることも無く周回し、コンディションが悪いうちにと言う事で早い周回で義務ピットインも消化したのが功を奏し、全員が義務ピットインを消化した時点で暫定トップになり、2位の須田選手には10秒以上の差をつける事に成功しレースを折り返すことが出来ました。

 しかし、レインタイヤの須田選手はレース中盤には大根田選手よりも1秒前後速いラップタイムでじりじり追いついてきて残り数分で追いつかれると言った状況だったのですが、徐々に走行ラインが乾き出し、残り10分程のタイミングで何とか引き離す事に成功し、最終的には40秒以上の差を付けてチェッカーを受けました。

 しかし、チェッカーを受けた際に同時に出されていた青旗とチェッカーが重なり、何と大根田選手はチェッカーを見落としてしまい、ピットインせずにダブルチェッカーを受けてしまったのです。
 ピットイン後すぐに抗議に行ったんですが、抗議は通らず30秒加算のペナルティーを受けることになったものの、2位にそれ以上の差を付けていたので、順位は覆ることなく正式結果でも1位をキープ出来ました。

 これで開幕二連勝となった大根田選手、連続3位となった青山選手と今シーズンはレース参戦をお休みしている中野監督の穴を埋める活躍をし、大根田選手は自身初のエビスLPレースチャンピオンに大手を掛けることが出来ました。

 全3戦のレースも2戦消化し、残りの最終戦も好成績を収められる様しっかりとサポートしていきます。

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