日本国内で本格的に販売を開始して間もないSUR-RON Light-Beeシリーズですが、既に海外では絶大な人気を誇っており、YouTube等での動画サイトでも様々な形で紹介されています。
しかし、海外の動画だけでは実際にどういった物なのか今一つピンとこないと思うので、実際にプロのライダーに試乗して頂き、競技者目線での感想を聞きましたので紹介していきたいと思います。
試乗ライダー【内嶋 亮】選手
今回試乗して頂いたプロライダー【内嶋 亮】選手をご紹介します。
マウンテンバイクとモーターサイクルエンデューロのプロライダーとして活躍する傍ら、イベント企画運営を行う【株式会社 ダイナコ】の代表を務め、MTB、モーターサイクルと二つのジャンルのライダーとしてのみでなく、多くのイベント運営を手掛けています。
今回内嶋選手に試乗して頂いたのも、MTBとモーターサイクル両分野の視点から感想を聞くことが出来、イベント企画運営会社としての視点からも色々と意見が聞けると思ったので、多忙なスケージュールの合間に試乗を実現させて頂きました。
内嶋 亮 選手プロフィール:https://tured.themedia.jp/pages/3469822/discography
株式会社 ダイナコ ホームページ:http://dynoco.jp/
まずは試乗動画をご覧ください
試乗後の感想を聞きました
試乗前のLight-Beeシリーズに対するイメージ、実際に試乗した後の感想などをQ&A形式でまとめました。
実車を見た際は自転車っぽい感じ?ちょっと不安定な走行フィーリングなのでは?という印象でした。
初めての感覚なのに「違和感がない」
オートバイに比べ細いタイヤながら、接地感も不安は感じなく、軽快感と安定感とパワーのバランスの良さを感じる。
自転車とオートバイの中間に位置し、どちらの楽しさも味わえる。
体重移動によるフロントアップなどMTBっぽいライディングの楽しさ、アクセルONで前に進むというMOTOの気持ち良さ、楽しさがある。
但し、これは時代が付いて来る、または作り上げる文化でもあるので、永遠の短所とは言えない。
オフロードバイク乗りには楽しい「おもちゃ」と感じるはず。
激しい走りだけでなく、トレッキングにも向くと思う。
ただ、明確な購買層はe-MTB同様以上に難しいと感じる。
直線や上り坂は長くない方が良い。
主催者がある程度の台数を用意して、レンタルで参加する形式。
走行フィーリングの更なる向上。
静かであることのメリットを活かし、夕方以降でも走行できるところが増える事に期待。
更には都心部に近い場所で走行できるようになれば最高。
但し、買う理由、買う目的がはっきりしないと難しいと思う。
e-MTBは登りを楽に、下りのトレールを楽しむと言った明確なイメージが思い浮かぶが、この車両に関しては、モトクロスミニコースの様な所で乗れば楽しいですが、ミニバイクで乗れば同じという事になってしまうので、楽しさを味わえる専用コースの様なものが必要かと思います。
以上、内嶋亮選手の試乗レポートとなります。
公道仕様のL1eに関しては明確に一般道での使用と言った使い方がありますが、クローズドコース専用のX・Sに関しては走行できるフィールドの開拓が今後の重要な課題になるかと思います。
現時点で茨城県桜川市の【高峰山MTBワールド】※様、栃木県鹿沼市の【モトトレックフィールド鹿沼木霊の森】様、茨城県坂東市の【イワイサーキット】様では走行可能と確認が取れております。
※【高峰山MTBワールド】様では Light-Bee S レンタル車両があります。
高峰山MTBワールド:http://takamineyama.com/
モトトレックフィールド 鹿沼木霊の森:https://youharutaku.wixsite.com/kodamanomori
イワイサーキット:http://www.iwai-c.sakura.ne.jp/